畳生活提案協同組合の施工例ブログ

梔子畳・銀杏畳の発売元、畳生活提案協働組合のメンバーが、畳に関するあれこれや施工例をご紹介しています。

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畳屋さんが「カビの犠牲」に!

35.畳屋さんが「カビの犠牲」に!

畳にカビが生えたかたら畳の部屋を全てフローリングや板の間にリフォームした、 畳にカビが生えた事が原因でアトピーが酷くなった!など・・・ なぜ畳だけが「カビの原因」になっているかのように言われ続けておりますが、全くの誤解で有りカビの原因でなく原因による「結果」であります。少しでもカビに対する知識や住まい方の知恵が無い事で畳が犠牲になったとしか思えませんし残念でなりません。壁紙クロスにカビが生えてもクロスが原因で土壁に変えた、なんてこんな話はあまり聞いた事がありません。あいも変わらずクロスに張り替えるのが常識のようになっています。

数年前にイグサの生産量トップの熊本県八代市に行く事があり、数人のイグサ生産農家の方々と小高い山から見た作付け面積が本当に少なく、休耕田が多くあるのを今も思い出します。イグサ農家の方々から後継者問題、輸入イグサとの価格、住宅の畳面積の減少など多くの問題を抱えておられる事に驚きました。

畳業界の方々も同じく危機感を感じておられイグサの抗菌効果、除湿効果や畳の特徴である難燃性・遮音性・吸湿性・断熱性など畳の科学的な特徴と健康面も含め啓蒙活動に取り組んでおられますが、日々の現場で畳のイメージについて一般の消費者・建築関連の方々にお聞きしても「畳=カビ」のイメージが根付いている様で残念です。

なぜ畳がカビるのか?本当の原因は何処にあるのか?を徹底的に掘り下げて来なかった事に原因があると考えております。建築・リフォーム会社から「畳にカビが生えた」ので交換して欲しいなどの問合せに対して安易に対処した事が多くの問題の根底にあるように思います。カビに対する専門的な知識があれば、畳とカビの被害も回避する事が出来更に啓蒙活動に掛ける時間と労力・費用から考えると多くの有形・無形の損失であると考えております。

私の過去の現場経験からカビが起こる直接的な原因はこの章に書いている「床下換気の善と悪」と「換気の仕方」などについての説明を読んで頂ければ決して畳はカビの原因で無い!と言う事がご理解いただけます。カビが起こるような生活の仕方が問題で、住まい方を見直す好いチャンス!と前向きに捉えて畳の上でゴロ寝の気持ち良さ!を満喫して欲しいものです。最も私達の生活に身近な畳が将来には伝統工芸品のような扱いになる事を危惧しております。ぜひとも畳業界の啓蒙活動のお役に建てれば幸です。

別件
八代でお世話になったイグサ農家のお家にお邪魔したときに、ご主人からどちらの畳に寝ころがると気持ち良いですか?の意見を求められ、こちらの畳がやさしいですね!と回答しましたら、これが本来の畳で本床を使った畳ですと言われました。ちなみにもう一方は畳の床はウレタンで、現代畳って言うらしいす。畳の現代も過去も無いはずなのにネ! 

ホームページ 「カビを考える! 10年の歩み」より


余談
畳表、い草は天然素材です。工業製の畳表より遥かに日本の風土に適しております。
昔から使われているものを 一度、考えてみませんか!!



  1. 2013/07/12(金) 14:38:47|
  2. 事務局よりお知らせ

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